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「なぜ、そんなとこにする??」猫ちゃんのトイレの失敗!しつけの方法は?その2

前回に続き、猫ちゃんのトイレのしつけについてお話をしたいと思います。

猫のトイレのしつけはとても簡単!今すぐにできる基本のしつけ方

1:拾った猫の場合

子猫はペットショップで迎えた猫と全く同じ方法で行います。成猫の場合は、最初の一回だけをペットシーツでなるべく排泄物を受けてください。

トイレの設置場所は

◇洗濯機の音、音楽や、テレビのない部屋とか、普段はあまり人が入らない場所。

◇部屋のすみっこや、物陰に置いておく。(人目があまりないところ)

◇猫にとっては自由に出入りできるのに、普段は静かで、人の視線に触れない場所にトイレ があること。

が最適です。ペットシーツで受けた排泄物などは、猫が見ている前で、そのままトイレの中に落としておきましょう。
だんだんと家の間取りに慣れてくると、同じ場所で排泄する習慣ができるので、野良猫から家猫にした場合でも、トイレのしつけは比較的簡単です。

2:上手くトイレでしてくれない時は?

◇砂を変える、トイレの大きさを確認する。

◇周囲に芳香剤がないか確認する。

◇餌を与える場所と近くないか、確認する。

とか周辺環境をチェックしてみましょう。また急な来客があったりすると、猫は時々トイレ以外の場所ですることがあります。
こうした行為は「スプレー行動」と呼ばれ、猫の縄張りの主張なので一時的なものです。

子猫を叱ったりせず、黙って片付け、消臭しておきましょう。またトイレの習慣ができている猫でも、芳香剤入りの消臭剤を近くに置いてあるとか、小さなお子さんなどが見に行っていたりすると、そこで排泄するのを止めてしまうときがあります。

猫にとって排泄行為はとてもプライベートなことなので、叱らずに環境の見直しを行ってみましょう。また、そうしたスプレー行動をしたら、猫は不満を表現しているので、猫とのコミュニケーションも十分なケアが必要です。この辺りは犬のしつけとは真逆ですので要注意です。

3:叱るときは笑顔で目の前で片付ける

一匹で飼っている猫は、毎日退屈で寂しがり屋さんです。トイレ以外で粗相をしても、笑顔で猫の目の前で掃除してあげましょう。
嫌がる顔や、大きな声で叱っても逆効果です。「自分に注目してくれている」ということが、猫にとっての安心なのです。
粗相も一つのふれあい、と思って優しく叱るのが猫のしつけの基本なのです。


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