最初のしつけはトイレトレーニング
少しずつ我が家にも慣れてきたら、まずはトイレを教えてあげましょう。
この時期にしっかりマスターしておかないと、どこにでもトイレをしてしまう子になり家中大変な事になります。
トレーニングの方法
最初はケージの中での生活がメインだと思います。
そのケージいっぱいにシーツを敷いておきます。
最初はそのシーツの上でおっしこしただけでも大袈裟に褒めてあげて下さい。
トイレトレーニングで一番してはいけない事は、おしっこの場所を失敗した時に叱ってしまう事です。
おしっこ事態の行為に怒られたと勘違いをし、隠れてしたり、食糞といった問題行動の原因にもなります。
おしっこを失敗した際は何も言わずにしっかり拭き取り、臭いを完全に取り除く様にして下さい。
そして、シーツの上でおしっこをする事を少しずつ覚えてくるので、シーツを敷く面積を周りから小さくしていきます。
小さくなってもシーツの上でする事が理解出来ていれば、そこまで行っておしっこを行うようになります。
まだそれが出来ていないようでしたら、また広めにシーツを敷いて様子を見て下さい。
ケージの外でのトイレトレーニング
ケージの中のシーツでちゃんと出来るようになれば、外でも出来るようにトレーニングしてあげて下さい。
何もないところからだとワンちゃんの混乱のもとです。
「ここでするのよ~。」は理解出来ません。
方法は簡単です。
おしっこをしたシーツを外のトイレトレーに敷いておくだけです。
わんちゃんは自分のおしっこの匂いは分かります。外にも自分のおしっこの匂いの付いたシーツがあると、ここでもしていいんだと分かります。
少しずつシーツの上へ誘導してあげて、成功すればたくさん褒めてあげて下さい。
わんちゃんはおしっこする前に、床面の臭いを嗅いだり、グルグルと回転したりと排泄の合図があります。それを見逃さずにトレーニングに利用しましょう。
どれくらいで覚えるのか?
これはわんちゃんの性格にもよりますが、何より飼い主さんの努力次第です。
犬は本来野生の動物なので、自分のテリトリーではせずどこか遠くで行います。
これを生活空間の中で行うようにするにはトレーニングでしか出来ません。
仔犬の時期はまだまだ柔軟に対応する性格なので、早い仔で1週間ほどで完璧に行える仔もいますい。長い仔では1か月以上かかる仔もいるそうですが、なにより飼い主さんの根気で教えてあげて下さい。
成功した時はとにかく大袈裟に褒めて、失敗した時は何事も無かったかのようにさっと拭きとり、匂いもしっかり消すようにして下さい。
これが1日でも早く覚えるコツです。
オスの足上げマーキング行為
このマーキングには2つの原因が考えられます。
1つは、発情期です。近くにメスのワンちゃんがいて発情期を迎えると、その臭いにつられてオスも発情します。
そうすると、マーキング行動が頻繁になり、家の中でもマーキングしてしまいます。
この解決方法の一つに去勢手術があります。これによりマーキング頻度が3分の1まで減るといわれます。
子犬の場合、将来の繁殖を望んでいないのであれば、手術を受けることをお勧めします。
この事で足を上げてのマーキング行為そのものを知らずに過ごす事が出来ます。おしっこは女の子の様に座ってする様になります。
発情期のマーキングは、メスのワンちゃんでも行うことがあります。こちらは、発情期が過ぎれば自然に収まることが多いようです。
もう1つは、家の中を自分のテリトリーと主張している場合です。
本来は、そこは飼い主さんのテリトリーであるはずですが、何かをきっかけに自分のほうが優位にあると考え、主張し始め行います。
そう考える原因を取り除かないと、これは解決しません。甘やかしすぎてワンちゃんの言いなりになっている場合や、散歩もワンちゃんが行きたいところへ行くことを飼い主が許しているなどワンちゃん優位になっていないか、食事は飼い主よりも先にしているなどが考えられます。
主従関係をあいまいにしていることがあったらそれをやめることで解決するのいち早く関係を改めましょう。
食糞について
仔犬のうちの食糞は好奇心から口に含むという行為は良く見られます。
しかし大人になっても食糞が続くのは何かしらの原因があります。
そうならないためにも仔犬のうちから食糞の癖は無くしておきましょう。大人になるほど食糞を辞めさせるのは難しいと言われています。
大人の食糞の原因はさまざま言われています。
環境や体調、ストレスや遊びなどその仔によって違います。
そんな悩みを持つ事も飼い主さんのストレスにも繋がります。
仔犬のうちにしっかり対策をしておきましょう。
その方法としては、糞をしたら直ぐに取り除き、糞へ興味をいかせない事に限ります。
まとめ
トイレは成犬になった時、特に影響が大きいです。色々な問題が起こる前に仔犬のうちにしっかりトレーニングを行っておきましょう。
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