「ダックスフント」は人懐っこく他の犬と仲良くできる
ダックスフントもまだまだ人気のある犬種で、胴長短足の愛らしい姿が魅力的です。
ダックスフントの歴史
ドイツ語で「ダックス」は「アナグマ」で「フント」は「犬」という意味で、アナグマの狩猟用に改良された犬が「ダックスフント」なのです。
アナグマは約60㎝ほどのイタチの様な動物です。森林や畑などの土の中に穴を掘って棲んでいたため、巣穴に潜り込めるように体高を低く改良され、胴長短足のダックスフントが誕生しました。
この特徴を活かして、巣穴に潜り込んで獲物を捕まえ、外まで引きずり出す事が仕事でした。
ダックスフントの誕生
祖先は、ヨーロッパに生息していた「ジュラ・ハウンド」で、その動物に「シュナウザー」や「スパニエル」「アイリッシュ・セッター」などを交配させて誕生したと言われています。
現在はロングヘアーが多く見られますが、もともとはスムースタイプの犬種でした。
ロングヘアーは「スパニエル」の血筋を引いたものだと言われています。
その後「セッター」のワイヤーヘアーのダックスフントが誕生しました。
ダックスフントの性格としつけ方
もともと群れで狩猟を行っていたため、他の犬と仲良くしたり協力する事を得意としています。
また、狩猟用の犬に共通する事ですがよく吠えます。
また、声も体の大きさの割に大きな声を出します。
ペット化された現在もこの名残があるので、飼い主のしつけで無駄吠えをなくようにする必要があります。
性格やしぐさは、人懐っこく勇敢な傾向があります。
小さな子供とも仲良く出来、飼い主にも従順です。
活発で運動が大好きなので、散歩は十分にしてあげましょう。
胴長短足だからこその注意したい事
階段の昇り降りや、ジャンプは腰へ大きな負担を掛けるので気を付けなければなりません。
また、肥満になるとお腹が地面にすれる事もあるので、食事管理をし、太り過ぎない様に注意が必要です。
「ダックスフント」は小型化され、小型犬特有の神経質な一面も見られるようになりました。
もともと狩猟犬だったので強い性格の持ち主です。
知らない人に激しく吠えたり、時には攻撃することもあるので、しっかりしたしつけを行う必要があります。
この記事へのコメントはありません。