犬が中年期を迎えたら食生活を変えよう
犬が6~8歳になると中年期に突入です。
成犬期とは違い体に色々な変化が起こってきます。この時期は体調に気を付けたい時期なのです。
中年期になったら健康面のほころびや病気を招く生活習慣がないかをしっかり見直す必要があります。
成犬期と同じフードを続けるとカロリーオーバーになる!!
成犬期に定番化したフードやおやつを中年期になっても与え続けていると気付かないうちにカロリーや脂質がオーバーして肥満の原因になります。
また栄養バランスが偏り、臓器に負担をかける事もあります。
手作りで食事を与えている場合もタンパク質などの栄養が不足しがちになり、毛艶が悪くなったり、貧血の原因にもなりますので注意が必要です。
この中年期は人間の更年期くらいの時期で、いろいろと体に不調が起こりやすいです。
少しでもその様な事を防ぐためにも早目の食事の切り替えが必要な時期なのです。
中年期のわんちゃんには「高機能なフード」を与えるといい
中年期に入ったわんちゃんが未だに成犬期と同じ食事をいているのであれば、中年期向けのフードを考えましょう。
ペットショップや獣医でワンちゃんの体調や体質を説明しながら「高機能なフード」に切り替える事をお勧めします。
腸を元気にする事で病気知らずの体に!!?
中年期のワンちゃんの食生活のポイントはフードの見直しの他に腸内環境の改善がとても大切です。
病気や老化に対抗する免疫力の多くをつくるのは腸壁です。
やる気を維持するセロトニンというホルモンの分泌にも腸が大きく関わっています。
愛犬の食事に乳酸菌やビフィズス菌が含まれたサプリメントを加えるととても効果的です。
乳酸菌は食べるマスクとも言われているほど、風邪も引きにくい強い体質になります。
犬は自分でビフィズス菌を作る事が出来ません。
サプリ等で補う事でより強い体を作ってあげましょう。
また、シニア期になると軟骨が減少していきます。そうなる前に、グルコサミンを早目に与えるのも効果的です。
シニアになっても病気知らずの元気なわんちゃんでいて欲しいですね。
毛の艶も少しずつ悪くなってきます。
これもフードやサプリで大きく改善されます。
中年期になったら今一度フードやサプリの見直しをしてみて下さい。
この記事へのコメントはありません。