メス猫はオス猫より繊細で警戒心が強い その理由とメス猫を喜ばせる方法
猫はオスとメスで見た目はもちろん性格や行動にも違いがあります。
特にメス猫は野生で生きていく上で守るべきものがあったので、警戒心が強いと言われています。
そして、自分中心なところがありマイペースなのが特徴です。
そんなメス猫とも上手に付き合って、喜ばせてあげる方法を紹介したいと思います。
1.静かにくつろげる場所の確保をする
メス猫はオス猫のように縄張りを広く持たず、行動範囲も狭いため、じっと過ごしている時間が長いです。
そのため、自分が安心してゆったり過ごせる場所はとても大切なのです。
愛猫の好みを理解し、好きなベッドの素材や、場所を見極めてあげましょう。
2.新しいものを家に取り入れる時はさりげなく
メス猫は仔猫を守る本能が備わっており、仔猫を守ろうとする気持ちはオス猫よりとても強く、警戒心が強いです。
そのために新しいものや環境がとても苦手です。
そのものが安心であると分かるまで近づかない事もよくあります。
新しい家具や物を取り入れる時は、生活スペースにさりげなく置いて慣らしてあげてください。
3.フードは数回に分けて与える
メス猫はオス猫に比べて、じっとしている時間が長く、エネルギー消費も少ない事から、1回の食事量も少なめです。
また、オス猫よりマイペースで気分屋なところもあるので、食にたいしてもそこまで貪欲ではないのも理由の一つにあります。
そういうネス猫ちゃんには、1回分の食事量を少なくして、数回に分けて与えるのがいいと思います。
しかしフードを置きっぱなしにして置く事はおススメ出来ません。
食事にはメリハリをつけて、常に食べれる状況は作らず、胃を休める時間も作るようにしましょう。
4.ブラッシングはこまめにしてあげる
出産や子育てをするメス猫は、自分の健康管理を大切にする傾向にあります。
そのため毛づくろいをして血行を促したり、体を清潔にしようとします。
ブラッシングには同じような効果が期待できるので、メス猫にはとても喜ばれます。
5.隠れる場所を作ってあげる
メス猫は仔猫を守るためのいつも周りを警戒する本能があります。
その危険察知能力が高いので、何かあったらすぐに身隠せる場所が不可欠なのです。
日常であれば、来客があるときがそれに当たります。
メス猫にとったら身を隠したい気持ちでいっぱいになります。
そんなときにさっと隠れる事ができる場所は確保してあげておきましょう。
例えばドーム型のベッドや、段ボールで作った部屋など、うす暗い場所だと安心できます。
6.メスは控えめな性格なので控えめに反応してあげる
マイペースなメス猫は、オス猫に比べて飼い主へのアピールが少ないです。
また飼い主への甘え方も上手ではない仔がいます。少し遠くから飼い主さんを見つめたり、その場でお腹を見せたりしているのは「構って欲しい!」のサインです。
少し分かりにくいという飼い主さんが多いのですが、メス猫のアピールは控えめなので、飼い主さんが理解してあげるしかありません。
遠くから見つめてくるときは、名前を呼んであげたり、ゆっくり瞬きを返してあげるくらいの控えめな返しで十分なのです。
構って欲しいのね!!と構いすぎてもメス猫にとったら我慢をしてストレスにもなるので、控えめくらいが丁度いい事があります。
まとめ
メス猫は仔猫を産んで守るという本能が備わっているので、オス猫より少し神経質で警戒心が強いです。
すべてのメス猫に当てはまるわけでは無いですが、愛猫の様子を観察しながら、構うようにしてあげて下さい。
また少しでも喜ぶような事をしてあげると飼い主さんとの信頼関係も深くなります。
お互い良い生活を送るためにも、それぞれの特徴や性格を理解することはとても大切なことなのです。
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