犬の歯並びや歯の本数は気にしてあげた方がいいのか?
人間の子供が乳歯が生え、永久歯へと生え変わるように、犬も同じように乳歯が生え抜け永久歯に生え変わっていきます。
生まれたばかりの仔犬は人間と同じで歯は生えていません。
しかし生えてくるのはとても早く、生後2か月頃には生えそろっていることがほとんどです。
そして、抜け始めるのもとても早く、生後3か月から8か月で永久歯に生え変わり始めます。
人間は、乳歯が生え揃ってから、抜けるまでも少し期間がありますが、犬の場合成犬になる1年の間に乳歯と永久歯の生え変わりがあります。
歯が抜ける頃は既に家族に溶け込んでいる頃だと思います。そんな時におやつのガムに歯が刺さってた!
歯から血が出ている。ガムに血がついているなんてことがあります。
初めてわんちゃんを飼う家庭では驚いてしまうかもしれませんが、事前にこのような事を理解しておくと冷静に対応できます。
また、永久歯に生え変わる時期は、同時に顎の発達を促すことも大切なので、柔らかいフードから硬めのフードに切り替えるタイミングでもあるので、わんちゃんの様子を見ながら少しずつ変えていくようにしましょう。
犬の永久歯は何本あるの?
犬の永久歯の数はご存知でしょうか?
実際に愛犬の口を開けて数えようとしてもなかなかゆっくり数える事が出来ないと思います。
犬の歯の数は全部で42本あります。
この42本全てある事が重要ではなく、歯の数が急に減ったり、歯が重なり合っているところがあるなどをしっかり確認する事がとても大切なことなのです。
歯が重なり合っているところがあると、噛み合わせが悪くなったり、歯石や歯垢が溜まりやすくなり様々な疾患の要因にも成りかねないので、しっかりチェックをするように習慣づけましょう。
成犬になっても歯並びが悪い場合の対処方法
顎が小さい犬などはたまに歯並びがガタガタに生え揃ってしまう子がいます。
この場合は日々の歯磨きケアがとても大切です。
また歯磨き効果のあるガムやおもちゃもとても効果的です。
それでも歯垢や歯石が溜まってくるようなら、獣医さんで診てもらい、場合によっては全身麻酔下で、歯石除去をしてもらうのが良いと思います。
歯垢や歯石の恐ろしさ
歯垢や歯石をそのまま放っておくと、口腔内から血液に乗って心臓やその他の臓器に雑菌が入り、様々な病気の引き金になる事があります。
「ただの歯垢や歯石」とは思わず、愛犬を守るためにも早目の対処をしてあげる事が大切です。
これは乳歯?永久歯?
顎の小さな小型犬に追いのですが、たまに歯が重なり合ったように生えている事があり、ただ歯並びが悪い事もありますが、乳歯が抜け落ちずに一緒に生えているように見える事もあります。
飼い主がどちらかわからない場合、歯垢や歯石の原因になりますので、早目に獣医さんへ相談しましょう。
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