犬がしっぽを下げながら降っているは?しっぽを後ろ足の間に挟むのはどいういう気持ち?
犬はしっぽでも様々な気持ちを読み取る事が出来ます。
犬がしっぽを下に向けて振っているのはどういう気持ち?
犬がしっぽを振っているのは喜んでいるときだけではありません。
もちろんしっぽを上に向けて振っているのは興奮したり、喜んでいる時ですが、しっぽを下に向けてくねらすように振るときは「甘えのサイン」かもしれません。
ご褒美やえさを与えたときに、このようなしっぽの振り方をしていると思います。
これは飼い主への感謝の気持ちを表す動きです。この時、優しく撫でてあげると犬は更に喜びを感じるでしょう。
ただし、しっぽが下向きでも小刻みに振っているときは、警戒心を抱いている場合もあります。
しっぽの振り方だけでは犬の気持ちが分からないときは、表情や状況をヒントにするといいでしょう。
犬もうれしい時、そうでない時に表情が違います。
人間が笑うと口角が上がるように、犬にも同じような事があり、こち元が緩んで両端が上がり、舌が自然と出ている事もあります。
また、しっぽがダラリと下がったままだったり、ゆっくり振っているようなときは注意が必要かもしれません。
いつもより表情が冴えなかったり、元気が無いのは気分がよくない証拠です。
この時、エサの食べ方が少ないとか、弱弱しいなき声をしていたら、本格的に具合が悪い可能性があります。
早急に獣医さんで診てもらうようにしましょう。
しっぽを後ろ足の間に挟んでいるのは怯えている?
しっぽを下げて更に、背中を丸めて後ろ足の間にしっぽを挟み込んでいるときはとても怯えている証拠です。
体を低くして、見るからに弱々しいポーズをしているのですぐに分かると思います。
これは「あなたに逆らう気持ちはありません。攻撃しないで!」という気持ちを全身を使って訴えているのです。
臆病な犬ほどよくこのようなポーズを取りますが、これは野生時代の上の犬に対して下の犬が取っていた行為でもあります。
この時、犬の表情も同時に見てみましょう。
耳を下げて目を細めて、口元が下がっています。
こんな時不安を抱えているので、飼い主さんはこれ以上怖がらせないように配慮することが大事です。
話しかけるときも立ったまま上から言うのでは無く、姿勢を低くして安心出来るように声をかけましょう。
また、真正面に向き合うのではなく、横向きかあるいは背中を向けてしばらく放っておくのも犬を落ち着かせる方法です。
この時、必要以上に「大丈夫。大丈夫。よしよし」と言いたくなりますが、あまり声をかけすぎない方が犬も早目に落ち着きます。
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