キャットショーの審査方法
2人の審査員により、審査が行われます。
1匹の猫ちゃんを2人の審査員が、別々の場所で、一人の審査員の評価も分からい状態でそれぞれ行われます。
猫種別、性別、色別、月齢別と分けられ、まずはその中での1位を決めていきます。
2人の審査員が同じ高い評価を付けると、最終審査に上がります。
最終審査は、種別や性別関係なしの総合的な判断をされ、その日に出陳した猫ちゃんの中で最も優れている子が選ばれます。
まずはコールがあった猫ちゃんをリンクへ連れていき指定のケージに入れます。
リンクに並べられた猫ちゃんは、1匹ずつケージから出されて、審査員から色々とチェックをされます。
体格や毛並み、顔やその猫種らしい体格であるか、抱かれた際の反応や性格、大勢の前に立った時の様子など様々です。
慣れない場所で、審査員を引っ掻く猫ちゃんや、大暴れする猫ちゃんなどもいました。
でも実際はこれが普通の行動だとも思いました。
慣れた子は、本当に堂々として、審査員さんに触れてもじっと動いていませんでした。
オーナーやその他見学者は、そのリンクの前で審査の見学が出来ます。
この子は、おしゃれはうすの猫ちゃんが審査を受けている時です。
名前は「ソマリン」です。比較的落ち着いており、審査員さんにお腹を向ける場面もあり、とても良い評価を貰えました。
キャットショーに向いてる猫ちゃんとは?
1匹ずつ人前に出て、台の上に乗せられ、知らない審査員さんに体中触られます。
その事から、まずは人に慣れている事が一番の条件になると思います。
また、会場は大きなホールで行われます。
さまざまな音がしているので、音にもそこまで敏感で飛び上がらない猫ちゃんが有利だと思います。
怖がって審査待ちのケージから出てこない猫ちゃんもいたので、すんなり審査員さんに抱きかかえられて台の上に上がれるというのは、とても重要です。
日ごろから出来る事
キャットショーはもちろん一般参加も可能です。
もしキャットショーの出場を考えているのであれば、小さい頃から沢山の人と触れ合い、他のねこちゃんがいても驚かない猫ちゃんに育てる必要があります。
また、審査で重要になる体の作りや毛艶は、日頃のフードや水、ブラッシングや耳掃除、歯の掃除など全体的なケアがとても重要です。
日頃のケアは健康管理にもなります
これはキャットショーのためのケアではなく、ねこちゃんのための日頃のねこちゃんの健康管理になります。
しっかり管理を行う事で、ねこちゃんの病気や異変に早めに気づいてあげる事ができます。
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