猫の毛の特徴と換毛期はいつなのか?またお手入れはどうすればいいのか?
猫の毛の構造はどうなっているのか
猫の多くは被毛がダッフルコートという二重構造になっています。
外側にオーバーコートと呼ばれるな長めの毛があり、内側にアンダーコートと呼ばれる短めの毛が生えています。
特に、メインクーンやラグドール、ペルシャのような長毛種や寒い国が原産地の猫は体温維持のためほとんどがダッフルコートです。
一方短毛でもなく、アメリカンカールのようにアンダーコートがほとんどない猫種もあります。
この猫は毛が比較的抜けにくいとして有名ですが、プードルの様に毛がクルクルと巻いているので、日々のブラッシングは欠かせません。
毛が特に抜けやすい猫の換毛期はいつ?特に長毛種はお手入れが重要になってくる
猫の種類により多少違いはありますが、抜け毛が多くなるのは殆ど春と秋の年に2回です。
毎日少しずつ抜けてはいるのですが、この時期は特にたくさんの毛が抜けます。
特に、春から夏にかけては最も抜け毛が多くなります。
この抜け毛の多くは内側のアンダーコートなのです。
抜けたアンダーコートは上にオーバーコートがあるので、落ちずに残ってしまいがちです。
そのままにしておくと皮膚が荒れてしまったり、ダニやノミがついたりと皮膚トラブルの原因になります。
特に長毛種は普段から毎日のブラッシングは必要ですが、換毛期には更に抜け毛が増えるので、一日数回する必要があります。
短毛種と長毛種のブラッシングの方法
短毛種のブラッシングは、皮膚を清潔にし、毛艶をよくするためのお手入れです。
短毛種は普段から自分でしている毛づくろいをすれば十分ですが、換毛期になったら週に1回はスリッカーやコーム、ラバーブラシで優しくブラッシングを行ってあげます。
いきなりブラッシングを始めると猫はビックリするので、まずは猫を落ち着かせるために、手で優しく体全体を撫でてあげます。
そして落ち着いたらブラッシングを始めるようにしましょう。
長毛種は、毛がからまったり毛玉が出来やすいので、普段から毎日ブラッシングを習慣づけるようにした方がいいです。
長毛種の場合もスリッカーブラシやコーム、ラバーブラシを使いますが、最初はゴム製のラバーブラシでざっくり毛を取っていきます。
ラバーブラシは、ブラシ部分が長めの物がお勧めです。
スリッカーブラシも細かい毛もぬぐい取る事が出来るのでとても便利なのですが、最初は力加減に注意しながら行うようにして下さい。
また皮膚に直接当てながらすると皮膚を傷つけてしまいます。その事で猫ちゃんもブラッシング嫌いになってしまいます。
お勧めブラシについて
ブラッシング用のブラシはペットショップにもたくさん売っていますが、どれも安全面を重視するあまり、ブラッシング効果が低いというのが印象です。
もちろん何回もすればキレイにはなると思いますが、それはペットにも負担でしかありません。
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