猫の行動の実は!飼い主さんが思っている事とちょっと違うかも!?
猫を飼い始めてから数年もすると、ある程度、猫の気持ちや行動を理解できるようになると思います。
しかしその行動は飼い主さんが思っている事と少し違っている事もあります。
そんな猫の行動の実はをひも解いていきたいと思います。
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猫同士のケンカで負けた後に、爪とぎを始めるのは改に戦闘体勢を取るため?
同居の猫同士でもケンカをする事があると思います。
そんな時、負けた猫がすぐに爪を研ぎ始める行動を取ります。
または毛づくろいや、大きく体を伸ばしたりする行動をよく見ると思います。
特に爪研ぎをする行動を見ると、次の戦闘に備えているのかな?と思いがちですが、これは全くの逆なのです。
これは「転位功旺」といい、動揺した気持ちを落ち着かせるために行っている行動なのです。
ジャンプを失敗した時に脇腹を舐めるのは恥ずかしさから?
猫もたまに足を踏み外したり、ジャンプの高さが足りなくて失敗する事があります。
なんとも滑稽で可愛らしくもあります。
そんな時、猫は脇腹を舐めるような行動を取ります。
これは恥ずかしいからこのような行動を取っているわけではありません。
ケンカの時同様に「自分を落ち着かせるため」に舐めている行動なのです。
飼い主の帰宅が遅いとゴミ箱を散らかすのは飼い主への嫌がらせ?
これは全く違います。
猫には犬のように「飼い主を困らせる」といった複雑な感情を持っていません。
猫は1匹でいる時間が長いと、いつもは探検しない場所を見つける行動を取ります。
たまたまゴミ箱の中のゴミに興味を持ってしまい荒らしてしまったのだと思います。
ブラッシングをしてあげていると、違う場所を毛づくろいするのはアピール?
これは少し違います。
これは仔猫の時の名残りがあり、母猫が仔猫の毛づくろいをすると仔猫はつられて自分でも毛づくろいを始める習性があります。
この名残りで、ブラッシングをしてもらうとついつい自分でも始めてしまうだけなのです。
ウンチをした後に大きな声で鳴くのは「片づけてほしい」から?
これも少し違います。
仔猫のとき、排泄が終わるとニャーニャーと鳴いて、母猫に伝えてお尻を舐めてもらいます。
成猫になっても鳴くのはこのやりとりの名残りからだと考えられ、仔猫のような気分でお世話を求めているのです。
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