仔猫を飼った後

仔猫を迎える当日にする大切な事

とうとうこの日がやって来ました!!

この日を夢見た方もいらっしゃると思います。

まずは説明を聞く

仔猫の引き渡し当日はたくさんの説明を聞く事になります。

忘れない様にメモを取れる物を持って行きましょう。

また、事前に聞きたい事などをメモに書いて当日聞く事も忘れないようにしましょう。

説明はだいたい、猫ちゃんを飼う上で責任を持って飼って下さいなど、免責事項等を説明します。

その次にペット保険です。保険は人間と同じで、極力使う事は無い方がいいですが、いざと言う時はあって良かったという物です。

動物は話す事が出来ないので発見が遅れる事もあります。少しでもおかしいと思ったら、お金の事を気にせず病院へ行ける保険があった方がいいと思います。当店では9割以上の方がペット保険への加入をしております。

その後にフードの作り方や与え方などの説明があります。ここは動画を撮影する事をお勧めします。

分かったつもりでも実際自分が作るとあれっとなる事が多いみたいです。

聞いておくべき事

説明が一通り終わった後に皆さんよく言うのが、何が分からいかが分からないと言われます。

その通りだと思います。実際に飼い始めて初めて疑問に思う事が出てきます。

それでも少しでも先に知っておくだけでも、あたふたせずに行動に移せます。

下記は、当店のお客様がよく質問される内容なので、事前に質問しておく事をお勧めします。

フードを上げる回数と量(仔犬の時期は1日に与える回数が3~4回必要)と時間帯

缶詰やミルクの量

それらの保管方法

サプリメントの与え方と回数

次回ワクチン日とワクチンの種類(基本ワクチン証明書があるのでそれを持って獣医へ行けばOK)

獣医が決まっていなければ紹介してもらう

トリミングのタイミング

毎日のケアの方法(ブラッシングなど)

おやつをあげるタイミング

散歩のタイミング

知人に合わせるタイミング(まずは家庭や家族に慣れる事が優先です)

などです。

家に着いたら

直ぐに設置してあるケージへ入れて落ち着かせてあげましょう。

早速遊んだりすることはしないで下さい。

仔猫自身で、部屋の匂いや雰囲気を掴ませてあげて下さい。

またお水だけは常に入れて置いておきましょう。

あとは、そのまま食事や排せつのお世話だけ行い、そっと見守る様にして下さい。

 

 

猫に与えてはいけない食べ物

特に仔猫の時期に与えると危険な食べ物です。

ネギ類(長ネギ、玉ねぎ)

血液中の赤血球を壊す成分が入っているため、血尿や下痢、嘔吐などを起こす可能性があります。

加熱しても成分が分解されません。これらの材料が含まれる食べ物も注意が必要です。

香辛料(コショウ、わさび、唐辛子など)

香辛料はワンちゃんの胃腸を刺激して下痢を引き起こします。また、感覚麻痺などを起こす可能性もあり、危険です。

チョコレート

カカオの成分が原因で、嘔吐や下痢、中毒症になり、ショック状態や急性心不全になることがあります。カカオ含有量の高いチョコほど危険です。

甘いお菓子類

猫の舌には甘いものを感じるセンサーがないといわれています。甘いものを与えても猫が喜んでいるわけではないので不要なカロリー摂取は避けましょう。また虫歯の原因にもなります。

カフェイン

カフェインには、中枢神経に対する強い興奮作用があります。人間が摂取すれば「頭がスッキリ!」程度ですが、体の小さな猫が体内に摂取すると、体調不良の原因になります。人間、犬、猫における致死量は、体重1kg当たりおよそ150mgです。 危険な物でもあるので注意しましょう。

アルコール類

猫の肝臓はアルコールを分解するようには発達していません。少量でも危険な状態になります。内臓が機能障害に陥る危険性もあります。冗談半分でも飲ませるのはやめましょう。

ぶどう

中毒症や腎臓障害の原因になります。ぶどうの皮が特に危険です。干しぶどうも同様なので注意して下さい。

鶏の骨

鳥の骨は硬く縦に裂けるため、食道や消化管を突き刺して傷つける可能性があります。

生卵

白身に含まれるアビジンという酵素が、成長不良を引き起こすことがあります。

牛乳、ヨーグルトなどの乳製品

猫には分解できない成分が含まれます。消化不良による、下痢や嘔吐の原因になる場合があります。子猫用のミルクを利用しましょう。

生の甲殻類(エビ・カニなど)、イカ、貝類

ビタミンB1欠乏症を引き起こす恐れがあります。特にイカは消化が悪いので、消化不良の原因になります。

生の豚肉

「トキソプラズマ」という寄生虫の感染源となりえます。またこのトキソプラズマは「人獣共通感染症」ですので、猫の排泄物が何らかのルートを通って人間の口にはいると、人間にも感染してしまいます。生の豚肉や輸入豚肉は必ずよく加熱してから与えましょう。

ナッツ類

消化が悪いので、消化不良の原因になります。

野菜

生野菜はほとんど消化できません。そのため、消化不良などから下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。

アボカド

アボカド果実、種、葉などにはペルシンという物質が含まれており、人以外の動物に与えてはいけません。ウマ、ウシ、イヌ、ネコ、フェレットなどのペットや家畜に与えると中毒症状を起こし、痙攣・呼吸困難などに陥ることがあります。

その他人間の食べ物

人間の食べ物は、動物にどってはかなりの塩分量になります。塩分の撮りすぎでなりうる病気にかかる原因にも繋がるので注意しましょう。

園芸植物や観葉植物、野草など

屋内や敷地内で、興味から口に入れてしまう可能性があります。

特に以下の植物は、中毒物質をもっているものが多いので、口にしないように注意して下さい。
スイセン、チューリップ、スズラン、アサガオ、アロエ、ユリ、ポインセチア 、ポトス、ツツジ。
トリカブトなどの有名な毒草やユリ、レンゲ、彼岸花、スミレなども注意しましょう。

この様に人間にとっては栄養があるものでも動物にとってはあまりよくない物から死に直結する可能性のある危険な物まであります。

 

食べ物には十分に注意する必要がありますが、そもそも人間の食べものを猫に与える必要はありません。

猫専用のプレミアムフードをしっかり与えていればバランスの取れた食事が十分に出来ます。

人間の物を与える事で逆に体調を崩してしまう事を十分に理解しておく必要があります。

人間の食事中につい床へ落としてしまった食べ物を猫ちゃんは素早く口に入れます。

それが上記の物であれば危険に繋がります。

家族で飼う場合は食べさせて行けない物をしっかり共有する事が大切です。
カンファペット


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