心優しき狼犬「シベリアンハスキー」のあれこれ豆知識!〜性格編〜
シベリアンハスキーについて今まで色々お話してきました。
お客様でシベリアンハスキーを飼われている方がおり、その方から様々な事を聞いて、書いてきました。
今回でシベリアンハスキーについては最後にしたいと思います。
見た目とは大違いの!愛すべき、おおらかで優しい性格
狼のような容姿から、クールでかっこいい印象がありますが、遊び、冒険、探検、いたずらが大好きな陽気な性格です。
楽天家で、細かい事は気にしません。体格も大きく、ソリを引く犬なので、とても力が強いです。
遊ぶ時は注意しないと、力の弱いお子さんや女性は、引きずられたり、倒されてしまうことも!
〜いたずらが大好き〜
仔犬のうちは特に!好奇心旺盛で、いたずら好きです。何でも噛みます!掘ります!よくある家庭での被害について。
☆イヤホン
細長い物に関心があるのか、遊び感覚で噛み砕いてしまうそうです。
鞄に直していても、鞄を起用に開けて中から探し出す事も出来るほど賢いです。
☆ベッドマット
とにかく掘る事が好きです。
まず、ベッドシーツがビリビリに引き裂かれます。
そして、ベッドパッドも同様に。最後に!マットを掘ります・・・。ここでなんとか防がないと、粗大ごみ(有料&高額)が発生します。
☆カーペット、クッション
掘る&噛む&振り回す・・・日常茶飯事の様です。
特に幼犬から成犬の落ち着くまでは続く事を覚悟する必要があるそうです。
その他、ちょっと目を離した隙きに、食材を食べられたりとかもありますので、入られては困るところにはゲートなどを設置しておく必要があります。
〜強面だから番犬になる?〜
独立心が旺盛で警戒心の強い面もあり、「番犬として有能?」と思われるところもありますが、比較的穏やか、おおらかな性格なので、番犬にするのはあまり向いていません。
飼い主や家族に対しては従順で人懐こく、穏やかで協調性もあり、子供や他の犬に対しても仲間意識があり、優しい性格なので、多頭飼育に向いています。
「シベリアンハスキーは大型犬だから、室外飼育が向いている」と思えますが、人との触れ合いを好む性格なので、室内で家族と共に暮らすほうが向いています。
ダブルコートなので、夏場の体温調節も難しく、適温を保てる室内飼育が最適です。冒険好きなので、「脱走癖、放浪癖」があります。
必ず、脱走対策をしましょう。放浪しても、戻ってくればいいのですが、楽天家なので、新しくエサをもらえる場所を見つけると戻って来ない可能性もあるので、要注意です。
〜初心者でも家族になれる?〜
とても友好的な犬種ですが、頑固な面もあり、あまり初心者には向かない犬種です。
とても清潔好きなので、トイレシーツなど汚れたままにしておくと、別の場所で用を足してしまいます。
ハスキーにとってはストレスがかかりますので、清潔にしておきましょう。集中力があまりないので、しつけの覚えもいいわけではありません。しつけには根気が必要です。
〜どんな人がハスキーを飼うのに向いてる?〜
清潔好きなシベリアンハスキーなので、あまりにズボラな性格の人には飼育は向いてません。
また、スキンシップが大好きなので、犬と触れ合うのが大好きな人、かなりの運動量が必要なので、その欲求を満たしてくれる人、などが向いています。
室内飼育が向いていますので、きちんとハスキーをコントロール出来ないと、部屋中、大変なことになります。きちんとしつけをしないと、大型犬でソリ引きの犬、ともなれば、お散歩も大変です。
根気よく服従訓練が出来て、歩行者、自転車、自動車などに向かって走り出しても、制止できる人などが向いています。
いちばん大切なのは!シベリアンハスキーという犬種をよく理解して、「それでも大好き!」と思える人です。
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