猫Book

我が家の猫の野生度をチェックしてみよう

猫はもともと野生で警戒心がとても強い動物です。

しかし家でペットとして飼われるようになり、少しずつその野生本能が薄まってきているのも事実です。

今一度愛猫の野生度をチェックしてみましょう。

現代の飼い猫にどれだけ野生度が残っているのか、日常生活のさまざまな「距離感」に注目して野生度をチェツクしてみましょう。

1.愛猫がくつろいでいるとき3mは離れていたり、飼い主の見送りやお出迎えがない

猫が自ら取る距離が近ければ近いほど、相手に対して気を許している証です。

飼い主への見送りやお出迎えもそれにあたります。

しかし、野生度の強い猫は、距離を取る事で自分の身を守る体制を取ります。

家でもそのような様子であれば、野生度の強い猫ちゃんなのでしょう。

2.人の目線よりも高い場所が好き。部屋の中は隅々まで歩き回る

このような行動をするのは、縄張り意識の強い猫がパトロールをしているのと同じ行動です。

野生の猫は、高い木の上で過ごし、身の安全を守る傾向にあります。

また縄張り意識の強い猫は、常に異変がないかを探る習性があります。

家でもこのようにうろうろ歩き回る仔だったり、高い所を好む仔であれば野生度が強いと思います。

3.大切なものを人から離れた場所に隠す

野生の猫は狩りで得た獲物を独占しようと遠くへ行ってからゆっくり食べる習性があります。

その名残から、食べ残しやおもちゃを飼い主から離れた場所へ隠す傾向があります。

4.じゃらしおもちゃで遊ぶと1m以上飛び上がる事ができる

野生の猫は、身体能力に優れているので、飛距離も長いです。

猫は後ろ足の筋肉がかなり発達しています。

鳥などの空を飛ぶ獲物を捕まえるために、体長の5倍ほどの飛距離があるとも言われています。

愛猫もどれくらい飛距離があるかじゃらしで確認してみましょう。

5.寝る時はしっぽや足が体から離れないような姿勢を取る

猫にとってお腹は急所です。

そのために睡眠中に敵から襲われないように身を小さくして眠ります。

もしお腹を出して寝ていたらそれは野生度がとても低く家族や家の中に気を許しているのでしょう。

6.来客が来ると逃げ隠れし、掃除機をかるときは近づかない

野生度の強い猫は身を守るために、見知らぬ人や物からは距離を取ります。

一方野生度の低い猫は、それらに対して特に気にする事なく、マイペースに過ごしています。

来客や宅配業者が来た時の猫の反応を見てみて下さい。

まとめ

このように愛猫が上記のうちどれだけ当てはまったでしょうか?

当てはまった数が多ければ多いほど野生度が高いと言えます。

愛猫の日常を観察してどちら側なのか是非見極めてみて下さい。


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