仔猫を飼った後

大満足!猫ちゃん&飼い主が喜ぶ快適なトイレの作り方(その1)

猫ちゃんが暮らす「住まい」を整えるにあたって、重要なのは快適なトイレを設置することです。
そしてそのトイレを清潔に管理することは、飼い主さんの大事な仕事でもあります。
猫ちゃんはトイレを済ませた後、自分で砂をかけて隠しますが、その後の始末は自分ではできません。
また、トイレが汚れていても、文句言うことはできないのです。たまに飼い主さんのところに「にゃ~」と訴えてくる子もいますが。

猫ちゃんが快適なトイレライフを過ごすことができるかどうかは、飼い主さん次第と言えます。
また、トイレ掃除は、猫ちゃんの健康チェックする、大切な機会です。
毎日しっかり掃除さえしていれば、おしっこやうんちを通して、猫ちゃんの体調を知ることができます。
トイレ環境を整えることは、猫ちゃんの健康を守ることにもつながるのです。

猫ちゃん大満足のトイレ基準って?

猫目線で考える理想的なトイレとは、トイレ容器の形状、トイレ砂の種類、設置場所という3つのポイントが快適な状態になっていること、そしていつも清潔な状態になっていることです。
具体的には

◇トイレ容器を大きく深く広々と

・猫の体よりも大きく広々としていること

・上部にカバーのないタイプ

・たっぷりと砂が入る深めのもの

このタイプが猫にとっては「快適♡」と言えるトイレです。
大切なのは、猫の体の大きさに合っているかどうかということ! 猫の体長の1.5倍以上の長さが理想的なサイズです。
トイレカバーが付いているものは、猫にとっては臭いがこもりがちで、気分がよいものではないので、カバーなしがおすすめです。
また、排泄後の砂かけは、猫にとって大切な行動ですから、砂をかいてトイレの底が見えるようでは少なすぎます。
それ以外にも、砂を思い切りかく傾向にある猫には、大きめで少し重めの砂にすれば、飛び散りの軽減につながります。

また、トイレ前に人工芝を置いておけば、飛び散る砂をキャッチしてくれるため、お掃除が少し楽になります。
たっぷりと砂が入る、深いタイプが猫が落ち着くトイレです。心ゆくまで!砂かきさせてあげましょう!!

また、猫のトイレの数は「飼い猫の数+1個」が基本です。
すべて使用中で塞がっている状況を防ぐことができますし綺麗な状態のトイレを使うことができます一匹の場合でも夜中や飼い主が外出中だったりするとどうしても掃除が行き届かなくなりますもう一つ呼びがあれば猫はいつでも快適な状態のトイレを使うことができるのです

もし同居猫同士の関係が良いなら、猫の数と同じでも大丈夫でしょう。
でも、同居猫とのトイレ共有に、ストレスを感じる猫もいるので、様子を見て、数を増やしてみるのもおすすめです。

◇トイレ砂は鉱物系の砂がおすすめ

実際、自然にある砂と近い鉱物系の砂を猫は好みます。大粒の紙砂や、ウッドチップの砂などは砂利道でおしっこをしているようなもので、猫にとってはあまり快適ではありません。

◇トイレの場所はどこがいいの?

・人通りが少なく静かなところ

・自由に出入りできる

・食事場所と離れている

この3つをクリアする場所が最適です。

排泄を見られることを嫌う猫も多いので、人目が気にならないところがベストです。
ただし、狭い部屋や、周囲が覆われた場所に置くのはNGです。
排泄中は無防備になるので、猫はいつでも逃げ出せるように、見晴らしの良い場所でトイレをしたがる傾向にあります。
周囲が全く見えない場所というのは、それはそれで警戒心を呼び起こしてしまうのです。


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